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「嵐」のしゃべリングポジションが素晴らしい!

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桑名涼子考案の「しゃべリング8」は、人のしゃべりを8タイプに分け、性格やクセ、思考を分析するもので、職場や、チーム、グループ、サークルなどのチームワークも判定することができます。

さて、今日は、活動休止まで1年余りとなったグループ「嵐」のしゃべリングポジションを見ていきましょう。

まずは、メンバーのしゃべリング・タイプからご紹介しますね。


〇キャスターなど務める機転の利いたしゃべりの櫻井翔さんは「機転タイプ」です。別名「配慮の魔術師」

機転タイプの特徴

相手が何を望んでいるかを瞬時に捉え、
適切な対応としゃべり方ができる。
また自己プロデュース力に長け、
「相手が自分をどう見ているか」を
敏感にキャッチして、
最も自分が魅力的に見える対応をするため、相手の心を捉える。
接客業では、客の心を掴むのが上手い。




〇思ったことをあまりストッパーをかけずに口に出す相葉雅紀さんは、「開放タイプ」。別名「躍動の神」




躍動の神の特徴

伸び伸びと自由にしゃべる。
気持ち良く楽しそうな表情で話し、
チャーミング。繕うことなく思ったままを
口にするため裏表がなく、正直。
話題も豊富で、人を飽きさせない。
生き生きとしていて魅力的な人が多い。躍動感があり、表現力が豊か。あいづちも多彩で、相手を自然と楽しい気分にさせてくれる。



〇一歩引いて冷静に言葉を口にする二宮和也さんは「理知タイプ」。別名「達観の預言者」


「理知タイプ」の特徴


意見がしっかりしていて、
相談を持ちかけると的確なアドバイスを
することができる。
言葉のセレクトが上手く、
話の内容が伝わりやすい。
相手によって態度を変えることなく、
年齢、職業などに囚われず会話を進められる。
また、聞き上手であるため好感を持たれる。




〇優しい笑顔でボソッと声を出す大野智さんは「温厚タイプ」。別名「幸せを呼ぶ癒しびと」






「温厚タイプ」の特徴

おおらかでマイペース。
すんなりと人の心に溶け込める。
大勢の会話では、比較的口数が少ないが、
二人きりになると、質問をしたり、自分自身のことを話したり、気さくに話ができる。
自分から相手を跳ねのけることはほとんどないため、安心して人が近づいてくる。



〇美しく派手な顔立ちでありながら、トークは控えめな松本潤さんは「礼節タイプ」。別名「誠意の人望者」

「礼節タイプ」の特徴

社会的立場や生活水準、教養は、
常に平均点以上のポジションに
いようとするため、努力を惜しまない。
あからさまに自己主張することはないが、
さりげなく知識や研究結果、偉人の言葉や歴史、
学問などを会話に織り込み話に弾みをつける。
人への気遣いや配慮も十分で、
常人の気づかないところによく目が届くため、
優しい言葉かけて相手を感動させる。






5人がそれぞれお互いを補い合える関係

「嵐」のメンバーは、なんと全員がそれぞれ、違うしゃべリングポジションにいました。

それぞれに違う魅力があるということですね。

また、キャラクターがかぶらないため、多くのファンを集めやすく、個々の立場が確立されていますので、グループで行動しても個性が発揮しやすいということになります。

更には、互いに自分にない要素をそれぞれが補い合うことができますので、グループの団結は、とても固いと言えます。

だからこそぶつかることも少なく、口論になったとしても、相手を理解しようという意識が働くため、すぐに解決するでしょう。

驚くほど素晴らしいメンバー構成です!

嵐のマネージャーさんやスタッフの方などが、もし「謙虚タイプ」「情感タイプ」「活気タイプ」の3人だった場合、すべてのタイプが揃うことになり、より補い合える要素が増えてくるでしょう。

        


チームを見るとき、すべてのタイプがいることがいいとは、一概に言い切れません。職種によっても変わってきます。
ですが、全員が「類似した仕事」「類似した業務」をする場合は、さまざまなタイプがいることで、個々にとっての居心地の良さは上がります。

自分を尊重してもらい、互いを補い合えるからです。

あなたの職場、あなたの交友関係はどのような「しゃべリング・ポジション」なでしょうか。

興味のある方はこちらからどうぞ☟

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