News & Myself
Produced by Ryoko Kuwana
講演:「内向型の人ほど魅力的なスピーチをしてしまう当然の理由」
29 August 2022
大阪にて経営者の方々の集まりで「内向型の人のスピーチ」についてお話をしました。
私たちは、小さい頃から「社交的になろう」「積極的にいこう」「みんなと仲良く」と教えられ、外向的であることこそ素晴らしいというイメージを持ち続けてきました。
知らない人ばかりのパーティーに行って、すぐに会話ができる人と、話すことさえできず、部屋の隅で下を向いている人を比べれば、「すぐに会話ができる人」が社交的でパワフル、様々な才能があるように見えてしまうものです。
つまり「会話の能力」「プレゼンテーション能力」と才能を一緒だと感じてしまうのです。
ですが、歴史を築いてきたリーダーたちは、圧倒的に内向型が多く、自信の才能を開花させただけでなく、多くの人は素晴らしい協力者にも恵まれました。
一人になって考え、アイディアを生み出し、独創的なプランを実行する才能を持つのは、圧倒的に内向型の人が多いのです。
そして、そのような人々が、いちばん苦手とする人前でのスピーチをするとき……、
もちろん最初は躊躇します。
世界で一番イヤなことをするわけですから。
では、なぜ人前でのスピーチをイヤだと感じるのでしょうか。
緊張するからです。
上手くしゃべれないからです。
ではなぜ、緊張するのでしょうか。
それは、「内向型の自分はダメだ」と思っているからです。
自分が人前でしゃべったって、誰も聴いてくれるはずがない、
外向的で弁舌豊かな人のスピーチこそが価値あるものだと感じている勘違いがあるからです。
完全な勘違いが緊張を促進しています。
多くの人に刷り込まれている「外向型優位」という勘違い。
この勘違いを取り去る方法とスピーチをすることの面白さについてお話をしました。
そして、内向型の人のスピーチこそが人の心を打つという真実についてもお話しました。
私自身、あがり症だったから、緊張しやすかったから、人見知りだったからお話しできることです。
今日集まって下さった35名の経営者の皆様、ありがとうございました。
久しぶりの大阪でした♪