News & Myself

Produced by Ryoko Kuwana

Professional of Talk and Communion

講演会主催:孤独を考える

29 August 2022

市ヶ谷のアルカディア市ヶ谷にて経営者講演会を主催しました。

途中で挟んだトークショーのテーマは「孤独を考える」です。

 

政府が行った16歳以上を対象にした実態調査によると、

日本で孤独を感じると答えた方は40%を超えていて、20代、30代の方が一番多かったそうです。

自殺率にも直結していて、「日本は孤独大国である」とも言われています。

 

こういった孤独の問題が出てくると、

日本のマスコミは必ず「人と横のつながりを持ちましょう」とか、

「積極的に友だちをつくりましょう」と促すけれど、

ここに大きな問題があるように感じています。

 

人との関わりが、孤独解消のひとつになることもあるかもしれないけれど、

自分と繋がれない状態で人と繋がろうとしても、寂しさは解消できないと思うのです。

人の輪の中にいるときに感じる寂しさのほうがずっとつらいですし。

 

そもそも「孤独イコール寂しい」と捉えていいのでしょうか。

日本語の「孤独」という言葉は、

身寄りのない者。 ひとりぼっち。精神的なよりどころとなる人や、

心の通じる人がなく、さびしいことという意味ですが、

英語にはロンリネスとソリチュードという言葉があって、

ソリチュードは、積極的な孤独、孤独を楽しむというニュアンスです。

 

これまで様々な功績を残した偉人は、積極的に孤独になり、自分と繋がり、

素晴らしい作品や発想を生み出してきました。

ソリチュード、積極的な孤独を選択したからこそ、自分と繋がり、功績を残せたのだと思います。

 

孤独の楽しみ方は無限大だと思います。

 

そんな思いを皆様と共有したくて、このテーマにしました。

 

暑い中、お越しくださった皆様、ありがとうございました。

 

 

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