COLUMN

Produced by Ryoko Kuwana

トーク&スピーチ

Professional of Talk and Communion

夢を叶えるしゃべり方

トーク・スピーチ



■ 会話中、必ず出てくる「キーワード」に注目

誰かとの会話を注意深く思い出してみると、

ある特定のキーワードが毎回必ず出てくることに気が付きます。


たとえば、

友達のAさんは、いつも「彼氏」の話をしているとか、

Bさんは「お金」

Cさんは「結婚」

Dさんは「仕事」……。

いつもいつも、必ず出てくるキーワード。


このキーワードは、その人が「大切にしていること」か

「執着していること」のどちらかです。



常に潜在意識の中にあるから、無意識に言葉になるわけですが、

「大切にしていること」と、「執着していること」は、

まったく違うもの。


一見似ているようですが、真逆の結果を生む特性があります。


「大切にしていること」に

過剰な欲求が加わったものが「執着」。

この「過剰な欲求」がクセ者です。




「大切にしていること」と「執着」の違い

「過剰な欲求」とは、具体的にどのようなものかをお話しますね。

たとえば「お金は大切」と思っていたのに、

次第にエスカレートして「何が何でもお金が欲しい」となると「大切にしていること」が「執着」に変化してしまいます。

「彼氏が欲しいな」と思っていたのが「何が何でも彼氏が欲しいー!!」となると、「執着」になってしまいます。

「執着」になってしまったかどうかを見極めるのは、

過剰な欲求や焦り、損得、ネガティブな思考が入り込んでいるかどうかです。

欲しいものを頭に浮かべたとき、

なんか、ちょっと焦っているな…

損得を考えているかもしれない…

なんかスッキリしない…

と感じるときは、

「大切なもの」が「執着」に変わっているときです。


執着しているということは、

「今、自分にはそれがない」と不満を叫んでいるようなものですから、

欲しいものが寄ってくるはずがありません。

自信がなければ欲しいものを惹きつけるエネルギーもありません。


執着は、夢の大敵です。

執着を手放す一番簡単な方法が、言葉です。


つい執着してしまっているかもしれないということがあったら、

あえて言葉に出さないでいるということです。

言葉に出せば出すだけ、執着が高まっていくからです。


でも、執着ではなく大切なことや、叶えたい望みならば、

相手を選んで言葉に出した方がいい場合も多々あります。

選ぶ相手は、「自分の希望を応援してくれる相手」です。

嫉妬されてしまうような相手には言わないほうがGOOD!

相手が自分の理想のイメージを引き下げてしまうからです。

言葉とはそれだけのエネルギーを持っているものです。



おさらいです。

〇欲しいものが執着に変化してしまっている(焦っている)と感じたら、
言葉にするのをやめる。
〇ただ純粋に欲しいと感じ、自然な気持ちで愛情を持てる願いならば、相手を選んで言葉にする。
その相手は、あなたを応援してくれる人。
嫉妬されそうな予感のある人には言わないことです。

言葉を上手く活用して、夢を叶えていきましょう。






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