金川さんの言葉でとてつもなく心に響いたのは「餅屋は餅屋」。
以前は、誰もが知る世界的エンタ―テイメント会社のイラストを担当し、その卓越した技術を求めて、今でも様々なオファーがあるというのに、すべて断って時計の彫金師一本にしているといいます。
徹底してひとつのことを掘り下げる。
それが作品の迫力と吸引力になるんですね。
見習うこと一杯でした!
Produced by Ryoko Kuwana
様々な分野のプロフェッショナルが集まって、まったく違う分野のプロフェッショナルに話を聴く「大人の社会科見学」。
第五回を迎えた今回は、時計に彫刻をするウォッチエングレーバーの金川恵治さんの工房を尋ねました。
彫金師という仕事があったことさえ知らなかった私は、その作品を見て、驚きました。
世界的に活躍する金川さんの作品はどれも、驚くほど繊細に、美しく、精工に彫刻が施されています。
とても人間業とは思えないほど細かいのです。
デザインの段階からはCGを使わず、自らの手でデザイン画を描き、何カ月もかけてオーダーメイドの時計を作り上げていくのだそうです。
金川さんの言葉でとてつもなく心に響いたのは「餅屋は餅屋」。
以前は、誰もが知る世界的エンタ―テイメント会社のイラストを担当し、その卓越した技術を求めて、今でも様々なオファーがあるというのに、すべて断って時計の彫金師一本にしているといいます。
徹底してひとつのことを掘り下げる。
それが作品の迫力と吸引力になるんですね。
見習うこと一杯でした!