COLUMN

Produced by Ryoko Kuwana

トーク&スピーチ

Professional of Talk and Communion

叶恭子さんの絶品プロデュース

トーク・スピーチ

 

あまり表情を変えず、

優雅なふるまいで、

人の挑発にも動じず、

ゆっくりとしゃべる叶恭子さんの「しゃべり」は、

「理知タイプ」

キャッチフレーズは「達観の預言者」です。

「理知タイプ」の特徴は、

意見がしっかりしていて、 相談を持ちかけると的確なアドバイスを することができる。 
端的な言葉をセレクトし、話の内容が伝わりやすい。 

相手によって態度を変えることなく、
年齢、職業などに囚われず会話を進められる。

また、聞き上手であるため好感を持たれる。

 

【弱点が強く出ると=高慢】 

しゃべりにあまり抑揚がなく、
表情の変化も乏しいため、
感情が読み取りにくいことがある。
自分の意見がはっきりしているだけに、
上から目線と受け取る人もいるが、
本人に悪気はない。

人と足並みを揃えるのが苦手。

相手によって自分の心の動きを頑なに
読み取られまいとすることがある。

ご自身のしゃべリングタイプが気になる方はこちらからどうぞ

************************************

叶恭子さんは「機転タイプ」から「理知タイプ」へ変貌

恭子さんは現在、この「理知タイプ」ですが、とても上手にご自身のイメージをプロデュースされていると感じます。

叶姉妹さんがブレイクする前、私は恭子さんと同じエステサロンに通っていました。

今では個室がないエステサロンなんて考えられませんが、当時赤坂にあったそのサロンは、1つの部屋にベッドが横に4~5台並んでいて、それぞれにエステティシャンがついて施術をします。

他のお客様の顏が見えるようになっていたんです。

私はたまにしか行きませんでしたが、行くと必ず恭子さんがいらっしゃいました。

当時から美にこだわりがあった恭子さんは、とても美しく、輝いていました。

そして、当時の「しゃべり」は、テンポ良く、歯切れよく、とても軽快でした。

今のようなまったり感はゼロです。

 

このときは、「機転タイプ」だったのではないかと思います



機転タイプのキャッチフレーズは「配慮の魔術師」です。

機転タイプの特徴は、

相手が何を望んでいるかを瞬時に捉え、 

適切な対応としゃべり方ができる。 

また自己プロデュース力に長け、 

「相手が自分をどう見ているか」を 敏感にキャッチして

最も自分が 魅力的に見える対応をするため、

相手の心を捉える。

接客業では、客の心を掴むのが上手い。

見た目よりも、人に対して心を開いていない。

 



しゃべり方でイメージコーディネート

なぜこのように変化したのでしょうか。

「機転タイプ」の対角線上にあるのは「理知タイプ」です。

相手から学ぶことが多いのが対角線上のタイプです。

また、自分にないものを持っているため

「憧れ」や「行為」や「尊敬」を抱きやすい関係とも言えます。

つまり、元々は機転タイプだった恭子さんは、

理知タイプに憧れ、

自分もそうでありたいと願い、

ご自身のしゃべりをプロデュースをしたのではないでしょうか。


最初は、意識的にプロデュースしたのでしょう。

ですが、何度も繰り返しやっていることは、

定着していき、自分のものになっていきますので、

恭子さんも今の理知タイプのしゃべり方こそが、

最もご自身らしいと感じているのだと思います。

理想の自分をプロデュースするために、

「しゃべり」は、とても役に立ちます。

こんなふうになりたい!

そう思ったら、「なりたい自分」でしゃべってみる。
ぜひ、トライしてみて下さい。

 |