叶恭子さんの絶品プロデュース
トーク・スピーチ
あまり表情を変えず、
優雅なふるまいで、
人の挑発にも動じず、
ゆっくりとしゃべる叶恭子さんの「しゃべり」は、
「理知タイプ」
キャッチフレーズは「達観の預言者」です。
「理知タイプ」の特徴は、
意見がしっかりしていて、 相談を持ちかけると的確なアドバイスを することができる。
端的な言葉をセレクトし、話の内容が伝わりやすい。
相手によって態度を変えることなく、
年齢、職業などに囚われず会話を進められる。
また、聞き上手であるため好感を持たれる。
【弱点が強く出ると=高慢】
しゃべりにあまり抑揚がなく、
表情の変化も乏しいため、
感情が読み取りにくいことがある。
自分の意見がはっきりしているだけに、
上から目線と受け取る人もいるが、
本人に悪気はない。
人と足並みを揃えるのが苦手。
相手によって自分の心の動きを頑なに
読み取られまいとすることがある。
ご自身のしゃべリングタイプが気になる方はこちらからどうぞ
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■叶恭子さんは「機転タイプ」から「理知タイプ」へ変貌
恭子さんは現在、この「理知タイプ」ですが、とても上手にご自身のイメージをプロデュースされていると感じます。
叶姉妹さんがブレイクする前、私は恭子さんと同じエステサロンに通っていました。
今では個室がないエステサロンなんて考えられませんが、当時赤坂にあったそのサロンは、1つの部屋にベッドが横に4~5台並んでいて、それぞれにエステティシャンがついて施術をします。
他のお客様の顏が見えるようになっていたんです。
私はたまにしか行きませんでしたが、行くと必ず恭子さんがいらっしゃいました。
当時から美にこだわりがあった恭子さんは、とても美しく、輝いていました。
そして、当時の「しゃべり」は、テンポ良く、歯切れよく、とても軽快でした。
今のようなまったり感はゼロです。
このときは、「機転タイプ」だったのではないかと思います。
機転タイプのキャッチフレーズは「配慮の魔術師」です。
機転タイプの特徴は、
相手が何を望んでいるかを瞬時に捉え、
適切な対応としゃべり方ができる。
また自己プロデュース力に長け、
「相手が自分をどう見ているか」を 敏感にキャッチして
最も自分が 魅力的に見える対応をするため、
相手の心を捉える。
接客業では、客の心を掴むのが上手い。
見た目よりも、人に対して心を開いていない。
■しゃべり方でイメージコーディネート
なぜこのように変化したのでしょうか。
「機転タイプ」の対角線上にあるのは「理知タイプ」です。
相手から学ぶことが多いのが対角線上のタイプです。
また、自分にないものを持っているため
「憧れ」や「行為」や「尊敬」を抱きやすい関係とも言えます。
つまり、元々は機転タイプだった恭子さんは、
理知タイプに憧れ、
自分もそうでありたいと願い、
ご自身のしゃべりをプロデュースをしたのではないでしょうか。
最初は、意識的にプロデュースしたのでしょう。
ですが、何度も繰り返しやっていることは、
定着していき、自分のものになっていきますので、
恭子さんも今の理知タイプのしゃべり方こそが、
最もご自身らしいと感じているのだと思います。
理想の自分をプロデュースするために、
「しゃべり」は、とても役に立ちます。
こんなふうになりたい!
そう思ったら、「なりたい自分」でしゃべってみる。
ぜひ、トライしてみて下さい。