COLUMN

Produced by Ryoko Kuwana

トーク&スピーチ

Professional of Talk and Communion

コンテンツマーケティングって結婚みたいなもの⁉

コミュニケーション

[su_note note_color=”#df0913″ text_color=”#f9eeee” radius=”4″]コンテンツマーケティングって何!?[/su_note]

最近よく耳にする「コンテンツマーケティング」という言葉。

この言葉の意味…。

なんとなく、分かるような分からないような…。

では、改めて。

「コンテンツマーケティング」の定義は

潜在的見込客を新規顧客に変え、新規顧客を何度もリピートしてくれる優良客にするために、それぞれのステージ毎に適切なコンテンツを提供し、利益につながる行動を起こしてもらうこと。

です。

1回では、スンナリ入ってきませんね。

ならば、もっと分かりやすく言うと、

コンテンツマーケティング 短縮版

いい情報を提供して、いいお客さんを獲得し、利益につなげること。

でしょうか。

ただ、「利益を出す」と言っても「儲けるために何でもする」というニュアンスではないんですね。

お客様を獲得し利益を出すために、

お客様の要望に応え、

質問されるべき内容を予測してこちらから提供し、

分かりやすく商品やサービス内容を説明し、

販売者としてできる限りの努力をして、

お客様から選んで頂ける中身のあるプランを提供する。

という感じです。

至れり尽くせりです。

こんなにいろんなことをやったら、成果がでないはずがない気がしますよね。

[su_note note_color=”#df0913″ text_color=”#f9eeee” radius=”4″]コンテンツマーケティングを人間関係に活用する[/su_note]

では、コンテンツマーケティングを成功させるためには、何をすればいいのでしょうか。

分かりやすいのは、マーケティングで売れる仕組みづくりと言われているマインドフローです。

あっ、

マーケティングとか、

マインドフローとか、

利益とか、

顧客とかいう言葉が出てくると、

その筋の(どの筋?)難しい話のように聞こえますが、

人間関係の話なので、

しばらく待っててくださいね。

これは、消費者心理を表した7つの段階の過程です。

消費者はこんな行動をや思いを抱き、商品を購入するということです。

《マインドフローの7段階》

1 認知  知ってもらい

2 興味  興味を持ってもらい

3 行動  買うための行動を起こしてもらい 

4 比較  他の商品やサービスと比較してもらい

5 購買  選んでもらい

6 利用  使ってもらい

7 愛情  愛着を感じてもらう

たしかにぃ! と思いますが、このようにいい感じに運ぶには、次のような策が必要です。

《成功させるための7段階》

1 存在すら知らない

     ☟ 

  知ってもらうための工夫(認知)

2 知っているけど興味がない

     ☟ 

  興味を持ってもらうための工夫(興味)

3 興味はあるけど買う気にはならない 

     ☟ 

  買ってもらうための工夫(行動)

4 買いたいとは思うけど他にもっといいものがあるかもしれない 

     ☟ 

  他の商品よりも優れていることを伝える工夫(比較)

5 他の商品よりいいことは分かったけれど、本当に買っていいのかな 

     ☟ 

  実際に買ってもらうための工夫(購買)

6 買ってはみたけど、これ、本当に使うかな

     ☟ 

  確実に頻繁に使ってもらうための工夫(利用)

7 毎日使っていて、まあ便利

     ☟ 

       愛着を感じた貰うための工夫(愛情)

これだけいろんな工夫をしたら、最後の愛情まで行きつかないわけがないと思いませんか?

[su_note note_color=”#df0913″ text_color=”#f9eeee” radius=”4″]人間関係を工夫する[/su_note]

では、続いてこの7段階を結婚に置き換えてみましょう。

 突然、結婚⁉

 …………。

 マーケティングの話から結婚って、飛んでない?

 飛んでませんけど!!

 は、はい。分かりました。

男性が好きな人に告白し、プロポーズして、円満な結婚生活を営む過程です。

1 彼女に存在さえ知られてない

       

 とりあえず廊下ですれ違ったら挨拶をしてみよう
(認知のための工夫) 

2 挨拶はしてくれたけど興味を持たれてない

       ☟ 

  次にすれ違ったら、何か質問してみよう
   (興味をもってもらうための工夫)

3 大分話ができるようになったけどデートに誘えない 

       ☟ 

  まずは大人数のBBQに誘おう
(行動に移してもらうための工夫) 

  

4 男が多くて、俺が目立たない

       ☟ 

  肉を焼いたりビール注いだりしてイケてる俺をアピールしよう
(比較してもらうための工夫)

5 告白までこぎ着けたけど結婚までは言い出せない

       ☟ 

  思い切ってストレートに言っちゃおう
(購買<決定>してもらうための工夫)

6 良かった!本当に結婚できた

       ☟ 

  彼女の気持ちを尊重して何でも話し合いをしよう
(利用<仲良くする>してもらうための工夫) 

 

7 とても円満で幸せだ 

       ☟ 

  この関係が永遠に続くように妻を大切にしよう
(愛情<愛着>を感じてもらうための工夫)

 なるほどぉ。マーケティングと結婚って同じなんだね。

 同じじゃないけど。

 似てるんだね。

 似てるっていうか…。一緒ってことね。

 「同じ」と「一緒」、同じじゃない!!!

結婚を例に7段階の過程をご紹介しましたが、これは男同士、女同士、同僚や取引先の人でも同じです。

仲良くなりたい人、近づきたい人、一緒に仕事をしたい人、そんな人たちにあなたは、どんな工夫をしていますか?

工夫をすることが、大変だったり、面倒だったり、自分にウソをついているなと感じたりしたら、やる必要はないと思うんです。

でも、楽しんで工夫することもできます。

ずっと会ってなかった人にメールやLINEを入れてみる。

ちょっとしたサプライズを仕掛けてみる。

何かを頼んでみる。

質問してみる。

プレゼントをあげる。

家に招く。

誘ってみる。

手紙を書いてみる。

笑顔を見せる。   等々。

これは、2段階目の興味を持ってもらうための工夫。

考えてみると、一度知り合った人たちには、2段階目までもやっていないことが多かったりするものです。

仲良くなりたい人、

近づきたい人、

一緒に仕事をしたい人に向けて、

まずは、マインドフローの2段階目をやってみてはいががでしょう。

人間関係を円滑にするための工夫は、楽しいものです。

自分が小さな行動を起こすことで、思いがけない大きな動きが生じることも多々あります。

そう、まさにバタフライエフェクトです。

バタフライエフェクトとは

力学系の状態にわずかな変化を与えると、そのわずかな変化が無かった場合とは、その後の系の状態が大きく異なってしまうという現象

そして、2段階目が終わったら、3段階目、4段階目へと進んでいく。

人間関係の構築って自分の行動なしに出来上がりませんから。

自分は、誰に何をどこまでやっているか、どんな工夫をしているか。

どの段階でやめてしまっているのか。

ときどき、ちょっと確認してみてはいかがでしょうか。

1 認知  知ってもらい

2 興味  興味を持ってもらい

3 行動  買うための行動を起こしてもらい 

4 比較  他の商品やサービスと比較してもらい

5 購買  選んでもらい

6 利用  使ってもらい

7 愛情  愛着を感じてもらう

すごーく近づきたい人がいるのに、まだ1にまでもたどり着いていないなんていうことのないように(笑)。

人間関係を面白くするためにマインドフローをフル活用してみてくださいね。

まとめ▼

大切な人、近づきたい人、仲良くしていた人には、マインドフローを活用して、意識的に工夫してみる。

自分が疲れない範囲で。

認知⇒興味⇒行動⇒比較⇒購買⇒利用⇒愛情  

詳しくは人間関係の講演の中でお話しますね。

強みを引き出すバランスアップ・コミュニケーション

~人間関係が楽しくなる・もっと自分が好きになる~

【効果】
自分の強みを知って、人間関係の悩み、メンタルの悩みを解決するための思考法を身につけます。
【内容】
〇自分を知り自分の強みを知る
〇折れることのない柔らかい体と心を作る
〇言葉以外のコミュニケーション力を身につける
〇プロスポーツ選手も行うイメージトレーニング方を身につける
〇振り回されないメンタルを自分のものにする 等

講演ページへ

きどき出てくる登場人物

メンタル心理カウンセラー ティーちゃん   <切れ者>

  おしゃべりな鳥  ツボ太 聞きたがり> 

《筆者》 桑名涼子 <司会者/トーク診断士/タレント>
テレビ、ラジオ、イベント、ディスカッションなどでの司会と共にトーク診断士として、全国での講演や、様々なメディアでのコメンテーター、雑誌新聞などでアドバイスやメンタル診断の監修を務める。
長年に渡り「しゃべりと人間の本質との関係」を探求し、人の”しゃべり”(しゃべり方・しゃべる内容・声)を8つのタイプに分けて、「自分自身の魅力と出会う人の本当の魅力」を引きだすためのコミュニケーション・ツール「しゃべリング8」を考案。
スピーチ・ブランディングに活用するほか、メディアで発表している。
また、メンタル心理カウンセラーとしても活動し、執筆しt「RKカード」は、口コミで広がり全国に数万人のユーザーがいる。
座右の銘
「面白い人でいたいから、面白いことをやっていたいと思う」

 |