桑名涼子|MC司会|講演|

ふんいきUPのコツ 

コミュニケーション

’ふんいき’って何?

「いい‘ふんいき’のお店だね」

「なんだかイヤーな‘ふんいき’だった」

「すごく素敵な‘ふんいき’の人ね」

「よかったぁ。ものすごく話やすそうな‘ふんいき’!」

よく‘ふんいき’という言葉を使いますが、

そもそも’ふんいき’って、どういう意味なのでしょう。

辞書によると 雰囲気とは

1 天体、特に地球をとりまく空気。大気。

2 その場やそこにいる人たちが自然に作り出している気分。

また、ある人が周囲に感じさせる特別な気分。

気分⁉

気分って、具体的に言うと…?

辞書によると 気分とは

快・不快など、ある期間持続する、やや漠然 (ばくぜん) とした心身の状態。

えっ、漠然!?

漠然って?

と追及していけばいくほど‘ふんいき’って、なんだかよく分かりません。

よく分からないのに、私たちは頻繁に「ふんいき」という言葉を使います。

’ふんいき’で人を見、雰囲気で感じ取り、’ふんいき’で決断することもあります。

大事な決定を、‘ふんいき’などというあやふなやものに任せてしまっていいのでしょうか???

だとしたら、みんなけっこうアバウト?

ということになってしまいます。

でも、‘ふんいき’は、アバウトではないいです。

‘ふんいき’こそが最も重要で、人を判断するのに的確な要素です。

‘ふんいき’をコーディネートして印象をグンと変える方法をお話します。

さて、まず‘ふんいき’とは、何からできているのでしょうか。

おかゆが’お米’と’お水’でできているように、’ふんいき’だって、原材料があるはずです。

原材料が解れば、’ふんいき’が解明できるはずです。

01 ’ふんいき’をつくる要素「ビジュアル」

顔、体系、髪型、服装など、直接目に入る要素は、雰囲気をつくるひとつの要素です。

人には好みがありますから、イケメンや美人、モデル体型の人が「いい雰囲気」で、整っていないビジュアルの人の「雰囲気が悪い」というわけではありません。

そうではなく、体系には自己管理の状態が、髪型や服装にはセンスと日常のケアや意識の状態など、目に見える部分に、その人の生活習慣や意識、本質など見えない部分が現れるから、ビジュアルを見ると「人となり」が分かるということです。

たとえば、いつもアイロンをかけた綺麗なシャツを着ている人と、シミが付いているシャツを気にもせず来ている人では、生活習慣や考え方が違うはずです。

シミが付いているシャツを着ている人が悪いという意味ではありませんが、シャツの状態ひとつで、考え方や家でやっていることが見えてきますよね。

美醜ではなく、目に見えるものを通して、目に見えない部分を見る。それが‘ふんいき’になり、的確な判断としてみる人の無意識にインプットされるわけです。

02 ’ふんいき’を作る要素「表情と動作」

「直接目に入るもの」よりも更に大きな印象を与えるのは、表情や、動作、身振り手振りなどの「動き」です。

実は私たちは相手の表情や動作を見て敏感に反応しています。

たとえば、人気女優の新垣結衣さんは、可愛らしい表情で、歩き方も美しく、自然なふるまいをされますが、もしもいつも眉間にしわを寄せ、ニコリともせず、下を向いて、足を引きずりながら歩いていたら、ステキに見えるでしょうか。

いくら美人でも、決して素敵には見えませんよね。

だったら、美人じゃなくても、笑顔や動作がチャーミングな人のほうがずっと輝いて見えます。

つまり、「直接目に入るもの」以上に、「動き」のほうが、実はその人の’ふんいき’に影響を与えています。

「動き」が雰囲気に影響を与えるもう一つの理由は、「直接目に入るもの」よりも「動き」のほうが、自分でコントロールしにくいからです。

自分では繕いにくいのです。

つまり本音が「動き」に出てしまうからこそ、見ている人は本性と判断するのです。

03 ‘ふんいき’を作る要素 「声としゃべり方」

しゃべり(しゃべり方・しゃべる内容・声)は、人の雰囲気を決定付けます。

優しく低いトーンでゆっくりしゃべる人。

かん高い大きな声で早口でしゃべる人。

がいるとします。

ふたりの声をそれぞれ想像しただけで、‘ふんいき’の違が創造できますよね。

優しく低いトーンでゆっくりしゃべる人は、落ち着きがあり、

かん高い大きな声で早口でしゃべる人は、落ち着きがない。

そんな’ふんいき’でしょうか。

東大の非常勤講師である光吉俊二先生が開発した「感情認識基本ソフト」は、80%~90%レベルで脳の情動活動と声が連動していることを証明しています。

つまり声にはその人の感情がそのまま出るということです。

だからこそ、声を聞けばその人の感情が分かり、それが‘ふんいき’となり、会う人に伝わるということです。

04 ‘ふんいき’を作る要素 「セフルイメージ」

そして、更に「雰囲気」を決定付けているものがあります。

それは「自分が思う自分自身」(セルフイメージ)です。

誰でも自分自身の今の姿を自分自身で捉えています。

AさんとBさんのセルフイメージを比較してみましょう

《Aさん》

私はしがない平凡なサラリーマン。

給料も安いし、仕事もつまらないけど、他にできることがない。

おまけに30代からハゲ始め、メタボも始まって、女も寄ってきやしない。声をかける勇気なんてないし。たぶん一生独身だ。

趣味はパチンコ。金がかかる。

起業して大成功している同級生もいるのに、世の中不公平だな。

俺って、やっぱりダメ人間なんだ。

《Bさん》

今は会社員だけど、5年後には起業しよう。

今の仕事は面白くないけれど、学べるところはいろいろある。

30代で少し髪が薄くなってきたけど、いい増毛剤がある。そのままでもワイルド?(笑)。

太り始めたんでジムに通い始めた。価値ある散財だ。

人はどんなふうにでも変れる。世の中公平だと思う。

俺は、恵まれてる。

もしあなたが女性なら、どちらの男性と付き合いたいですか?

もしあなたが男性なら、どちらの男性と友だちになりたいですか?

Bさんですよね。

ときどきAさんのような人のほうが負い目を感じなくていいという人もいますが(笑)。

AさんとBさんは、対照的な「セルフイメージ」を持っていますが、共に毎日、毎日、自分にすり込んでいますから、Aさんも、Bさんも、すり込まれた通りの人間になっていきます。

Aさんはセルフイメージ通りダメ人間に。

Bさんもセルフイメージ通り恵まれている人に。

現実がそうなっていけば、とうぜん‘ふんいき’もそうなっていきます。

つまり、「セルフイメージ」が、今の自分像と、未来の自分、そして‘ふんいき’に直結しているということです。

すり込み、洗脳、催眠術、暗示、アファメーション。

いろんな言い方がありますが、自分をどうとらえるか、どういうセルフイメージを持つか、自由自在です。

ちゃんとその通りになれますから。

こんなにセルフイメージひとつで、自分の’ふんいき’が変わるのに、ヘンテコなセルフイメージを持つ意味がありません。

さて、ここまでお話してきた「雰囲気」を作り出す要素は、4つです。

  • ビジュアル
  • 表情と動作
  • 声としゃべり方
  • セルフイメージ

普段の生活と思考が‘ふんいき’を作る

ここまで読んで頂いて、‘ふんいき’の正体が何か、気づかれた方もいるかもしれません。

ふんいき’とは、「普段の生活と環境、そして思考」です。

誰かと会っているときではなく、会っていないとき、自分は何を考え、どんな生活を送っているのか。

それがすべて’ふんいき’としてかもし出されます。

つまり、誰かと会って、相手を見ているとき、人は目の前にいる相手そのものよりも、’ふんいき’を作り出す、普段の生活と環境、そして思考を感受しているということです。

怖いですね。

人間全員、実は透視できるとも言えるわけです。

言葉よりも’ふんいき’が人に与える印象は圧倒的に強いです。

間違いありません。

ですから、これからは自分の’ふんいき’を意識して、生活してみてはいかがでしょうか。

まずは、自分がなりたい雰囲気を決めてみて下さいね。

まとめ▼

雰囲気を作るのは、4つです。

  • ビジュアル
  • 表情と動作
  • 声としゃべり方
  • セルフイメージ

普段の生活と環境、そして思考を「理想の自分」に意識的に変化させていくことで、理想通りの雰囲気になる。

詳しくは講演「強みを引き出すバランスアップ・コミュニケーション」「魅力拡大プロジェクト~生きのいい自分が動き出す画期的新習慣~」、イメージ・コーディネートの個人レッスンの中でもお伝えします。

強みを引き出すバランスアップ・コミュニケーション

~人間関係が楽しくなる・もっと自分が好きになる~

【効果】
自分の強みを知って、人間関係の悩み、メンタルの悩みを解決するための思考法を身につけます。
【内容】
〇自分を知り自分の強みを知る
〇折れることのない柔らかい体と心を作る
〇言葉以外のコミュニケーション力を身につける
〇プロスポーツ選手も行うイメージトレーニング方を身につける
〇振り回されないメンタルを自分のものにする 等

講演ページへ

魅力拡大プロジェクト

~生きのいい自分が動き出す画期的新習慣~

【効果】
「型」を本来の「自分自身」に戻し、ナチュラルな状態で自分らしく気分よく日々を送るための習慣を身につけます。
【内容】
〇現象は連鎖する・すべてのことは連鎖する
〇モンキーマインドからビックマインドに
〇自分自身の魅力を知る
〇他者のイメージ力をも活用するイメトレ法
〇自分を好きになるための二つのポイント
〇状況を好転させる言葉 等

講演ページへ

きどき出てくる登場人物

メンタル心理カウンセラー ティーちゃん   <切れ者>

  おしゃべりな鳥  ツボ太 聞きたがり> 

《筆者》 桑名涼子 <司会者/トーク診断士/タレント>
テレビ、ラジオ、イベント、ディスカッションなどでの司会と共にトーク診断士として、全国での講演や、様々なメディアでのコメンテーター、雑誌新聞などでアドバイスやメンタル診断の監修を務める。
長年に渡り「しゃべりと人間の本質との関係」を探求し、人の”しゃべり”(しゃべり方・しゃべる内容・声)を8つのタイプに分けて、「自分自身の魅力と出会う人の本当の魅力」を引きだすためのコミュニケーション・ツール「しゃべリング8」を考案。
スピーチ・ブランディングに活用するほか、メディアで発表している。
また、メンタル心理カウンセラーとしても活動し、執筆しt「RKカード」は、口コミで広がり全国に数万人のユーザーがいる。
座右の銘
「面白い人でいたいから、面白いことをやっていたいと思う」

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