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Produced by Ryoko Kuwana

トーク&スピーチ

Professional of Talk and Communion

自分の魅力を知り 相手の本当の魅力を知る しゃべリング8とは

トーク・スピーチ

しゃべリング8とは

トーク診断士・桑名涼子はこれまで、音声感情測定機、声による周波数の測定、声の波動測定など様々な実験に参加し、数千回に及ぶ多彩なメディアでの対談経験を通して、「しゃべり(しゃべり方・声・内容」と個々の性格、環境、クセ、思考、価値観との連動性を探求してまいりました。

これをスピーチ・ブランディング(スピーチによって自分をブランディングしていく)に取り入れ、個々の魅力を引きだすためのコーディネートをすると共に、自分を苦しめているクセの矯正をサポートしています。


より明確なコーディネートをするために考案したのが「しゃべリング8」です。

しゃべりの特性を8つに分類することにより、個々のもつ魅力や弱点、テ―マ、相性までもが分かるようになりました。

自分の本当の魅力を知り、出会った方の本当の魅力を知るためのツールとして、フル活用して頂ければ幸いです。

そして、「上手く伝えられない」「どう話せばいいのか分からない」「なぜか心が乱れている」と感じたとき、
修正する手段を見つけるためにもぜひご活用下さい。

しゃべリング8導入の効果

           <企業>
一、従業員の適材適所を明確にし、売り上げ向上につなげる
二、社内外のコミュニケーションを強化する
三、接客に活用し最善の対応に導く

           <個人>
一、自分自身を理解し、受け入れる
二、他者を理解し、受け入れる
三、自身の強みと弱点を知り、魅力を磨く

自分のタイプの判断方法

「しゃべリング8 簡易診断表」で、タイプの可能性を導き出すことができます。


ですが、「簡易診断表」で探れるのはあくまでも可能性ですので、対面式の「本格診断」を行っています。
「本格診断」の目的は、自分のタイプを知ることもひとつですが、何よりも自分の本当の魅力を知り、自分を苦しめているクセを拭い去ることにあります。お気軽にご連絡を下さい。

しゃべリング診断のときは、6分ほどマイクで話して頂きます。
といっても、堅苦しいスピーチではなく、趣味や、好きな食べ物、考え方や、仕事の話、好きな人のことなど、お気軽にお話下さい。
ひとつだけ「何を伝えたいか」だけは、明確にしておいてくださいね。

人はマイクを持つと、自意識が高まり魅力と弱点が明確に出てきますので、自分を知るのに最適なのです。
診断結果は、診断日から3日以内に「しゃべリングレポート」としてメールにてお送りします。
レポートには、「魅力」「弱点」「心に留めておくべきキーワード」「スピーチやプレゼンで聴衆を魅了するためのポイント」「あがりを止める8つの方法」などを、記載致します。   

しゃべリングラフの味方

         タイプは全部で8つ

タイプは、機転、活気、開放、情感、理知、謙虚、温厚、礼節の8つ。
それぞれに自分でもまだ気づいていない輝く魅力があり、弱点もあります。

センターとA・B・Cって何!?

センターに近づくほど【伝わりやすいしゃべり】になる


センターに近づくほど、『伝わりやすいしゃべり』になります。
CよりもB、BよりもAになると伝わりやすいということです。
更には、センターに近づくほど、個々のタイプの特徴が薄れ、他者のタイプを併せ持つようになります。


たとえば、ジャーナリストの池上彰さんは、「理知タイプA」ですが、とてもセンターに近いため、ときと場合と相手等に応じて他のタイプの要素が出てきますし、「理知タイプA」の弱点である「高慢」な雰囲気は出にくいと言えます。

逆にセンターから離れるほど『伝わりにくいしゃべり』になり、そのタイプの弱点が色濃く出てきます。
たとえば、「活気タイプ」は、生き生きと活気にあふれたしゃべり方で多くの人を魅了しますが、「自分の意見をどうしても通したい」となると、「強引」になってしまいます。


強引な相手から人は逃げようとしますから、思いは伝わりにくくなってしまうということです。

Aは「良く伝わる」、Bは「伝わる」、Cは「伝わりにくい」と捉えて頂ければ分かりやすいかと思います。

タイプは変化するの!?

人は日々言葉を使っていますから、しゃべりのパターンは、潜在意識に深く浸透し、根付いています。
ですから何もしなければタイプが変化することはありません。
ですが、理想の自分を決め、そこに向かうためのアレンジをすれば、タイプは変化します。

たとえば、スピーチ・ブランディングを受けた、経営者のAさんという方は、スピーチが苦手で原稿がなくては人前で話すことができませんでした。
原稿を読んでいても、手が震え、いつも汗びっしょりになってしまいます。
ですが、Aさんは「スティーブジョブズのようにカッコよくしゃべりたい」という夢がありました。
これの彼の理想であり、この夢こそが彼の本当の姿だったのです。
たった5回のレッスンで彼は、冒頭から会場を沸かせるスピーチをするようになりました。

つまり、「謙虚Cタイプ」から「活気Aタイプ」へと、まさに対角線上にある真逆のタイプへと変化を遂げたのです。

     ☟

なぜ、こんなにダイナミックな変化を遂げられたのでしょう。
それには3つの理由があります。

1、理想の自分を明確に決め、明確にイメージした
2、「こうでなくてはいけない」という思い込みを捨てた
3、自分の本当の魅力に気づいた

Aさんの本当の魅力は、活気あふれるスピーチをして多くの人に影響を与えられることだったのです。
理想の自分こそが本当の自分であることを、見事に証明してくれました。

気持ちの変化によりタイプが変わることもある

また、気持ちの変化により他タイプの要素が強くなることもあります。
たとえば、私自身は「開放タイプA」ですが、話す内容に自信が持てないときは「謙虚タイプ」の弱点である「緊張」の要素が強く出て、心が乱れていると「情感タイプ」の弱点である「要素が強く出て、このタイプの弱点である「興奮」のしゃべりになってしまいます。


    《筆者》 桑名涼子 <司会者/トーク診断士/タレント>

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テレビ、ラジオ、イベント、ディスカッションなどでの司会と共にトーク診断士として、全国での講演や、様々なメディアでのコメンテーター、雑誌新聞などでアドバイスやメンタル診断の監修を務める。

  長年に渡り「しゃべりと人間の本質との関係」を探求し、人の”しゃべり”(しゃべり方・しゃべる内容・声)を8つのタイプに分けて、「自分自身の魅力と出会う人の本当の魅力」を引きだすためのコミュニケーション・ツール「しゃべリング8」を考案。

スピーチ・ブランディングに活用するほか、メディアで発表している。   段落

また、メンタル心理カウンセラーとしても活動し、執筆した「RKカード」は、口コミで広がり全国に数万人のユーザーがいる。  

座右の銘 「面白い人でいたいから、面白いことをやっていたいと思う」        

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