「嵐」のしゃべリングポジションが素晴らしい!
トーク・スピーチ
桑名涼子考案の「しゃべリング8」は、人のしゃべりを8タイプに分け、性格やクセ、思考を分析するもので、職場や、チーム、グループ、サークルなどのチームワークも判定することができます。
さて、今日は、活動休止まで1年余りとなったグループ「嵐」のしゃべリングポジションを見ていきましょう。
まずは、メンバーのしゃべリング・タイプからご紹介しますね。
〇キャスターなど務める機転の利いたしゃべりの櫻井翔さんは「機転タイプ」です。別名「配慮の魔術師」
■機転タイプの特徴
相手が何を望んでいるかを瞬時に捉え、
適切な対応としゃべり方ができる。
また自己プロデュース力に長け、
「相手が自分をどう見ているか」を
敏感にキャッチして、
最も自分が魅力的に見える対応をするため、相手の心を捉える。
接客業では、客の心を掴むのが上手い。
〇思ったことをあまりストッパーをかけずに口に出す相葉雅紀さんは、「開放タイプ」。別名「躍動の神」
■躍動の神の特徴
伸び伸びと自由にしゃべる。
気持ち良く楽しそうな表情で話し、
チャーミング。繕うことなく思ったままを
口にするため裏表がなく、正直。
話題も豊富で、人を飽きさせない。
生き生きとしていて魅力的な人が多い。躍動感があり、表現力が豊か。あいづちも多彩で、相手を自然と楽しい気分にさせてくれる。
〇一歩引いて冷静に言葉を口にする二宮和也さんは「理知タイプ」。別名「達観の預言者」
■「理知タイプ」の特徴
意見がしっかりしていて、
相談を持ちかけると的確なアドバイスを
することができる。
言葉のセレクトが上手く、
話の内容が伝わりやすい。
相手によって態度を変えることなく、
年齢、職業などに囚われず会話を進められる。
また、聞き上手であるため好感を持たれる。
〇優しい笑顔でボソッと声を出す大野智さんは「温厚タイプ」。別名「幸せを呼ぶ癒しびと」
■「温厚タイプ」の特徴
おおらかでマイペース。
すんなりと人の心に溶け込める。
大勢の会話では、比較的口数が少ないが、
二人きりになると、質問をしたり、自分自身のことを話したり、気さくに話ができる。
自分から相手を跳ねのけることはほとんどないため、安心して人が近づいてくる。
〇美しく派手な顔立ちでありながら、トークは控えめな松本潤さんは「礼節タイプ」。別名「誠意の人望者」
■「礼節タイプ」の特徴
社会的立場や生活水準、教養は、
常に平均点以上のポジションに
いようとするため、努力を惜しまない。
あからさまに自己主張することはないが、
さりげなく知識や研究結果、偉人の言葉や歴史、
学問などを会話に織り込み話に弾みをつける。
人への気遣いや配慮も十分で、
常人の気づかないところによく目が届くため、
優しい言葉かけて相手を感動させる。
■5人がそれぞれお互いを補い合える関係
「嵐」のメンバーは、なんと全員がそれぞれ、違うしゃべリングポジションにいました。
それぞれに違う魅力があるということですね。
また、キャラクターがかぶらないため、多くのファンを集めやすく、個々の立場が確立されていますので、グループで行動しても個性が発揮しやすいということになります。
更には、互いに自分にない要素をそれぞれが補い合うことができますので、グループの団結は、とても固いと言えます。
だからこそぶつかることも少なく、口論になったとしても、相手を理解しようという意識が働くため、すぐに解決するでしょう。
驚くほど素晴らしいメンバー構成です!
嵐のマネージャーさんやスタッフの方などが、もし「謙虚タイプ」「情感タイプ」「活気タイプ」の3人だった場合、すべてのタイプが揃うことになり、より補い合える要素が増えてくるでしょう。
チームを見るとき、すべてのタイプがいることがいいとは、一概に言い切れません。職種によっても変わってきます。
ですが、全員が「類似した仕事」「類似した業務」をする場合は、さまざまなタイプがいることで、個々にとっての居心地の良さは上がります。
自分を尊重してもらい、互いを補い合えるからです。
あなたの職場、あなたの交友関係はどのような「しゃべリング・ポジション」なでしょうか。
興味のある方はこちらからどうぞ☟